【小さな破壊王】業務用エアコンがヤモリに破壊される!その対策!

「え?そんなこと聞いたことないよ」多くの方がそう思われると思います。
しかしながら、沖縄のような日本の南の地域を中心に、ヤモリによるエアコンの室外機の故障が毎年報告されています。
あまりメジャーではありませんが、カタログで「ヤモリ対策」をうたっている機種があるくらいです。
今回は、ヤモリによる業務用エアコンの故障原因と、その対策をご紹介します。

ヤモリのせいでエアコンの回路がショート!

エアコンの室外機は、熱交換器を空気で冷ますという構造上、密閉構造ではなく隙間があります。
そして、室外機の基板の部分は温かくて薄暗く、夜行性のヤモリにとっては日中の絶好の隠れ場所です。

また、ヤモリは驚くと体から水分を出すという非常に厄介な性質があります。
ヤモリが室外機の中を動き回り基板の電流に触れ、驚いて水分を出し回路がショート。
大雑把ではありますが、これがヤモリによる室外機故障の原因です。

各メーカーのヤモリ対策

東芝
基板の側面から裏面を絶縁シートで包み込みヤモリの侵入リスクを低減。

日立
ヤモリが室外ユニット内部へ侵入しても基板への接触を防止する絶縁シートを設置。

パナソニック
基板を樹脂で囲い小動物の侵入を防止。

三菱電機
室外制御基板をボードボックスに収納することで基板裏面へのヤモリなどの小動物の侵入を未然に防ぎます。

ヤモリが原因の故障でも修理代金はかかるのか?

ヤモリの侵入が原因での故障はユーザーに何ら過失がないことから、
基板交換の部品代金は請求しないという取り決めになっているメーカーもあります。

と言っても、修理の出張費はかかりますし、何より業務用エアコンが動かないことで、
業務の稼働に影響が出て発生する損失は大きなものになると予測できます。

ヤモリによる故障はレアなケースですが、対策に莫大なコストがかかる訳ではないので、事前に対策を施しておいても良いかもしれません