【節約術】夏のエアコンの電気代を節約する3つの方法

そもそもエアコンって、どれくらい電気を使うの?

夏は、明らかに電気代が上がりますね。
家庭で使う電気代のうち、一体どれくらいの割合をエアコンの電気代が占めているのでしょうか?

下記の図をご覧ください。

何と、エアコンだけで全体の約60%も占めています。
もしエアコンを使わなければ、電気代の請求は60%カットできるということです。

しかし、夏の暑い時期、エアコンを使わずに過ごすというのは現実的ではないですよね?
熱中症が心配ですし、扇風機だけで室温を下げるには限界があります。

夏を快適に過ごすには、どうしてもエアコンに頼らざるをえないのです。

ということは、夏の電気代を節約するポイントは、「エアコンの電気代をいかに抑えるか」が、最大のポイントになると言えます。

それでは、夏のエアコンの電気代を節約する3つの方法をご紹介します!

【10〜13%節約】設定温度を1℃変える!

「夏の冷房は室温28℃、冬の暖房は室温20℃」

一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか?環境省が、省エネの目安として発表しているエアコンの設定温度です。

冷房の設定温度を1℃上げると約13%、暖房の設定温度を1℃下げると約10%電気代を節約できると言われています。

冷やしすぎたり暖めすぎたりしていませんか?
「夏の冷房は室温28℃、冬の暖房は室温20℃」
今年は、これを意識して過ごしましょう!

【つけっぱなし vs 必要な時だけつける】どっちが節約できる?

エアコンをつけている部屋から出る時、「このままつけっぱなしがいいのか?」
それとも、「いったん、切った方がいいのか?」
そんな悩みを持たれたことはありませんか?
一体どちらが節約できるのでしょうか?

ポイントは、「1時間以上部屋を離れるか?」です。

1時間以内に部屋に戻る場合は、「つけっぱなし」が節約出来ます。
理由は、エアコンがこまめなスイッチのオンオフに向いていないからです。
エアコンは、スイッチをオンにしてから約10分間フル稼働で室温を上げ下げするので、最初の立ち上がり時に最も電気を消費します。
そのため、ちょっとした外出でエアコンを切ってしまうと、次スイッチを入れた時一からやり直しになるのでその都度膨大な電力を消費してしまいます。

逆に1時間以上部屋を離れる場合はスイッチを切った方が節約出来ます。
また、部屋に戻ってきた時につける。つまり、「必要な時につける」ということです。

再びエアコンをつける時は、締め切った部屋の蒸し暑い空気を換気してからスイッチを入れるようにしましょう。
設定温度と室温の差を小さくすればするほどエアコンの電力を節約出来ます。

【4〜6%節約】基本のフィルター掃除!

面倒でついつい後回しになりがちなのがフィルター掃除ではないでしょうか?
フィルターって高ところに付いてるし、外している間エアコンが使えないし…。
その面倒な気持ち、とてもよく分かります。

でも、フィルターがホコリで詰まってしまうと、エアコンの効きが悪くなって無駄な電気を使う羽目になってしまいます。

面倒ですが、掃除の目安は2週間に1度です。
フィルター掃除をするだけで、冷房時は約4%、暖房時は約6%節電になります。

できることからはじめて、コツコツ節約しましょう!

今回ご紹介した3つの節約方法は、誰でも今すぐ簡単お手軽に始められる節約方法です。
省エネ性能の高いエアコンに買い換えたり、業者さんにエアコンの掃除をお願いするようなコストのかかる方法ではありません。
無理のない範囲で、今回ご紹介した節約方法を取り入れて上手に電気代を節約してください!